からだを動かす
こんにちは。
ほねつぎ雑賀はりきゅう接骨院の古瀬です。
今回も貝原益軒さんの『養生訓』から一説を取り出して紹介します。
家にいたら、時どき自分の体力でつらくない程度の運動をするのがよい。
立ったり座ったりするのをめんどうがらず、室内のことは召使を使わないで、何度も自分で立ってからだを動かすことである。自分の好きなようにはやく事ができるから、召使いを使うための心配をしないですむ。これは「心清くして事を省く」の利益がある。
こうやっていつもからだを動かしていると、気血の循環がよく食気がとどこおらない。
これが養生の要術である。いつもからだを休め怠けていてはいけない。自分に相応の事をしようと、手足をはたらかすことである。時に動き時に静かにすれば、気が循環してとどこおらない。静かにしすぎるとふさがるし、動かしすぎると疲れる。動も静もなが過ぎるのはよくない。
これは日常生活でのメリハリやバランスが大事だよということを貝原益軒さんが教えてくれていますね。
例えば、家の中で忘れ物を取るときや食事の配膳と後片付けなど
ついつい、人にお願いしていることや任せていることを自分の為と思って手足を積極的に動かしましょう。それが人の為になっていきます。
もし、動かしすぎなら休日にムダな予定や付き合いをやめて家でのんびり甘いお菓子に熱いお茶をたしなみながら縁側で日向ぼっこなんかもいいかもですね~♪
養生には何事にも「ほどほどに」がgood!
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