「口呼吸」から「鼻呼吸」へ
おはようございます ほねつぎ雑賀はり灸接骨院の谷森です。
今日は、呼吸について、少しお話します。
人の体は、呼吸によって酸素を取り込んでいますが、それは、肺だけでなく鼻の副鼻腔でも行われています。口呼吸では副鼻腔を通過しないので、副鼻腔と同量の空気を吸っても体内に取り込まれる酸素量は大幅に減少します。その為、酸素不足から息苦しさを招いて口呼吸をさらに助長してしまいます。
口呼吸を正すには、まず鼻呼吸を妨げるクセを直しましょう。
片側ばかりでものを噛んだり頬杖をついたりすると、歯列が乱れて口が開きやすくなります
寝る体勢は仰向けではないと鼻腔内がうっ血しやすく、冷たい飲料水の摂りすぎは、体を冷やして鼻つまりしやすくなります。
手軽に鼻呼吸の訓練をするには、ガムを噛むことです。1日3回ほど、口を閉じたままでガムを噛みます。
慣れてきたら1回の噛む時間を徐々に延ばし、1時間ほど噛み続けるようにします。
顔面表情金が鍛えられ、開きがちだった口が閉じやすくなります。
睡眠時の鼻ずまりは、横向きやうつぶせで下側の鼻腔がうっ血し、血行不良になることでおこります。
入浴時などで、体が温まっているときは、鼻呼吸を訓練する絶好の機会です。
鼻はもともと空気が通る気管なので、使うほど鼻の通りはよくなります。
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