腹八分目
こんにちは!
ほねつぎ雑賀はりきゅう接骨院の古瀬です。
本日も貝原益軒の『養生訓』の中から抜粋して紹介します。
珍しいものやおいしいものに出あっても八、九分でやめるのがよい。腹いっぱい食べるのはあとで禍がある。しばらくのあいだ欲をがまんすればあとで禍がない。少し飲んだり食べたりして味のよいことがわかったら、たくさん飲んだり食べたりして腹いっぱいになったのとその楽しみは同じで、しかもあとの禍がない。何でもいっぱいになるとかならず禍がある。飲食はいちばん腹いっぱいということをさけねばならぬ。またはじめに慎めばかならずあとで禍がない。
美味しい物、美味しそうなものが目の前にあると、ついつい箸が進んで食べ過ぎてしまいますよね。こんな経験はどなたでもあると思います。
欲をがまんするのは、なかなか難しいですね。
だけど、あとで満腹になって苦しむことや消化吸収が悪くなってお腹が痛くなることを思えば食欲も抑えることができるのではないでしょうか。
そして貝原益軒さんは食事をほどほどな量を摂って楽しむことを我々に教えてくれています。お腹いっぱいでは、歩くことも話すことも苦しいです。
そのほどほどが自分の身を健康を守るために必要だということを忘れないで生きたい。
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